フレームスライダーよりも下の位置で衝撃を緩和することができないかという発想とMFJレギュレーションにも採用されているレース向けのエンジンカバーから、ストリートで需要の高いスライダーの機能をエンジンカバーに搭載する製品の開発に着手しました。
エンジン(カバー)を損傷すると、オイル漏れによる走行不能に陥る可能性が高まります。また、路面上にオイルが流出した場合には後続車両への危険を誘発します。
基本的な設計の考え方はフレームスライダーと同じで、高い緩衝力と過滑走の抑制、そしてデザイン性のある製品です。アルミブロックとPOM樹脂のハイブリット構造で、樹脂製品でありながらも削り出しの質感も併せ持つ高級感のある仕上がりです。。
「オートバイのパーツはかっこ良くあるべきだ。」
それぞれの車種に合わせた独特の造形と、あえて残すマシンパスの一線一線に開発者の強い思いが込められています。
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